2015年6月5日金曜日

I'm just a number

人はなぜインターネットに何かを書き記すのだろう。
ある人は自己顕示欲のためと言い、ある人は承認欲求のためと言う。
またある人はただの暇潰しとも、記録とも言う。
何が正解なのかはわからないしどうだっていいが、ブロガーの数だけブログの動機があるのだろう。
おれも10年以上はブログに身を費やしてきた。
たくさんのブログを書いたし、色々なブロガーがいた。

少し古い言い方をすれば「オワコン」ですか、今や誰もがTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSに移行し、おれがこの10年で愛読してきたブログたちはことごとく閉鎖もしくは更新が途絶えて苔が生えている。
尊敬してきたブロガーたちは皆去っていき、飽和した文明は崩壊し、都市には疫病が蔓延し、空は厚い雲に覆われ、水は枯れ、田畑は荒れ、風はやみ、大地は王蟲の怒りに満ちて、世界は腐海に飲まれていった。

おれが今ここでブログをまたやり始める意味とは何なのだろうか。
ブログが好きだから?
違うね。
ブログには、おれの身体を内側から焼き焦がすような、強烈なアジテーションがあった。
おれに勇気を与えてくれた。

そういうわけで、慣れ親しんだブログを再開しようと思った。
根城は色々悩んだが、シンプルで広告のないbloggerにした。
以前のように毎日更新なんて到底無理だろう。
今はこの破壊されたおれの脳みそでどこまで続くか検討もつかないが、日常の雑感、映画、音楽、本、悩み、300年の歴史を誇る「未完の証明」などについて書いていけたらと思っている。

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