2015年6月6日土曜日

ルーディはしくじれない

The Clashっていうバンドが昔いて、そこのギタリストがミック・ジョーンズって人なんだ。
この人はさ、もう中二の塊みたいな人で、いつも物凄くかっこつけてるくせに全然たいしたことはしてなくて、新しもの好きで、ミーハーで、難しいこと言ってるくせに何だか薄っぺらくて、おセンチで、融通が効かなくて、でもいつも一生懸命なんだよ。

ポール・ウェラーやジョー・ストラマーにはなれなくても、おれだって頑張ればいつの日かミックくらいにはなれるんじゃないか?ってさ、そういう中二的な無駄な頑張りに火を注ぐようなギターを弾いて曲を作る人なんだ。
おれはそういう人が好きなんだよね。
あともうひとつ付け加えるとしたら、雑誌とかには絶対に載らないような独自のファッションセンスも最高に好きだった。
ただし、「完璧な人間になりたい」と思ってる人には絶対にお勧めできない。
彼をさらに勘違いな解釈で影響を受けてるおれみたいになっても知らないよ。

それにしても中二的って言い方は世間では疎まがちだけど、おれは嫌いじゃない。
中二じゃなきゃロックンロールなんてやれないよ。
まあおれはミュージシャンではないけど。
実際に中二だった頃を思い出してみると、毎晩ラジオを聴いてギターを始めたばかりで、学校に行っても仲の良かった友人とほとんど女の子の話か音楽の話か漫画の話しかしてなかった。
今とあまり変わってないな。

2015年6月5日金曜日

I'm just a number

人はなぜインターネットに何かを書き記すのだろう。
ある人は自己顕示欲のためと言い、ある人は承認欲求のためと言う。
またある人はただの暇潰しとも、記録とも言う。
何が正解なのかはわからないしどうだっていいが、ブロガーの数だけブログの動機があるのだろう。
おれも10年以上はブログに身を費やしてきた。
たくさんのブログを書いたし、色々なブロガーがいた。

少し古い言い方をすれば「オワコン」ですか、今や誰もがTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSに移行し、おれがこの10年で愛読してきたブログたちはことごとく閉鎖もしくは更新が途絶えて苔が生えている。
尊敬してきたブロガーたちは皆去っていき、飽和した文明は崩壊し、都市には疫病が蔓延し、空は厚い雲に覆われ、水は枯れ、田畑は荒れ、風はやみ、大地は王蟲の怒りに満ちて、世界は腐海に飲まれていった。

おれが今ここでブログをまたやり始める意味とは何なのだろうか。
ブログが好きだから?
違うね。
ブログには、おれの身体を内側から焼き焦がすような、強烈なアジテーションがあった。
おれに勇気を与えてくれた。

そういうわけで、慣れ親しんだブログを再開しようと思った。
根城は色々悩んだが、シンプルで広告のないbloggerにした。
以前のように毎日更新なんて到底無理だろう。
今はこの破壊されたおれの脳みそでどこまで続くか検討もつかないが、日常の雑感、映画、音楽、本、悩み、300年の歴史を誇る「未完の証明」などについて書いていけたらと思っている。